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耐火・防盗の等級表示を、実務目線で読み解く

「2時間耐火」は何を保証しているのか。カタログの数字と、実際の火災現場で起きることの差を説明します。

耐火時間は「内部温度」の話

耐火金庫の等級は、規定の炉内温度で一定時間加熱したときに、内部が紙の発火点を下回っていることを示します。つまり「金庫が燃えない」ではなく「中身が焦げない」ことの試験です。

デジタル媒体は紙よりはるかに低い温度で損傷します。USBメモリやハードディスクを保管するなら、データメディア用の等級が付いた金庫を選んでください。

防盗性能は重量と固定で決まる

実際の被害で最も多いのは、こじ開けではなく「持ち去り」です。80kg未満の金庫は二人で運び出せます。重量を上げるか、床アンカーで固定するか。どちらかを必ず選んでください。

買い替えより修理が有利なケース

扉の枠が歪んでいない金庫は、機構だけ交換すれば実質的に新品同様の信頼性に戻ります。国産の業務用金庫は本体の鋼板が非常に厚く、20年以上前の製品でも十分な防盗性能を保っています。修理費が新品価格の3割を下回るなら、修理をおすすめすることが多いです。

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金庫の型番と症状をお知らせいただければ、対応方法を具体的にご案内できます。

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